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マーケティング メールマガジン

思考整理編集者

そうか私の業務内容は、「編集者」だったのですね。

自分の目指している役割について「これって同じ!」と
思える記事に日経クロストレンドで出会いました。

経営者に必要なのは「編集者」
思いを伝える文章のつくり方
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00464/00008/

■顧問編集者

書籍やWebの編集を手掛けていた竹村俊助さんが
2020年から取り組んでいるのが「顧問編集者」。

経営者が伝えたいことを編集し記事にして
noteやSNSで発信する業務です。

一見すると「広報」のようですが、
広報業務は外部委託したとしても
対外的には会社の人として
経営者に成り代わってメッセージを
伝えていくことになります。

その点「編集者」は、
経営者(著者)と消費者(読者)の間を
メディアでつなぐ役割であり独立しています。

「広報」も「編集者」も共に経営者(会社)の
メッセージ発信の黒子的役割ですが
立ち位置が違っています。

■重要なのは「変換」

顧問編集者としての業務で重要なことは、
変換」。

経営者が「伝えたいこと」を
消費者の「知りたいこと」に変換して
メッセージの橋渡しをするわけです。

CMの場合、視聴者はCMなど見たくないただのトイレタイム。

だからこそ「興味を持ってもらう」「楽しんでもらう」
「得した気になる」CMにしなければならない。

CM制作者にとってクライアントは、
お金を出してくれる「スポンサー」と
CMを見てくれる「消費者」なので

どとらにも満足してもらえるものにしなくてはいけない。

と指導されましたが、
編集の場合だと消費者の「知りたい」に変換する
ということになるのですね。

■変換のコツ「キャラ」と「正直」

消費者に「知りたい」と思わせるコツは、
経営者の「キャラクター」づくりだそうです。

誰が言っているのか」に興味がなければ、
何を言っているのか」にたどり着かないわけですね。

さきほどのCMの例で言えば、
タレントが出演するCMがそれにあたります。

言い換えれば、経営者をタレント化する
ということでしょうか。

とはいえ人気のユーチューバーのような
キャラ立ちをさせるというわけではなく、

経営者の人生にフォーカスして
自己紹介代わりになるコンテンツ作って
(誰が言っているのか)

その後に伝えたいメッセージのコンテンツ
(なにを言っているのか)
というステップを踏むことが

変換(=記事化)のコツとのことです。

他のコツとしては「ウソ」や「つくりもの」を
コンテンツに入れないことがあります。

飲み会の席で気分が大きくなり
多少話を盛ってったとしても、
許されるかもしれませんが

読者(消費者)は敏感に
「ウソ」や「つくりもの」を見抜くものです。

できるだけ普段着で「正直」な内容
(コンテンツ)にしなければいけません。

■これからは「思考整理編集者」

これまで自分の役割を「整理と伝える」として
説明してきましたが、

これは業務の仕様であり職種とは、
言えませんでした。

そのためこれまでは会社での肩書として
●プランナー
●ディレクター
と名乗っていましたが

今回の日経クロストレンドの記事で
なるほど!と腹落ちしました。

これからは以下のように名乗りたいと思います


●思考整理編集者

>あなたの考えを整理して伝わるように編集します

そして具体的な制作者としては

●コンテンツ制作者

>ビジネスに必要な各種のコンテンツを制作します

としていきます。
どうぞよろしくお願いします。

(有馬)

出典:日経クロストレンド
経営者に必要なのは「編集者」
思いを伝える文章のつくり方
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00464/00008/