今日のなるほど!

<本日は【整理と伝える】の「整理」から「調査」>
前評判が凄かったクラブハウスは不発だったものの・・
昨年は音声メディアが注目を集めました。
その中でもラジオ的音声コンテンツ「ポッドキャスト」も取り込んだ「音楽配信サービス」の躍進が目立ちましたが、いくつもの音楽配信サービスがある中で本当に利用されているものは何なのか?
ジャストシステムのFastaskから調査レポートが出ていましたのでご紹介します。
■TOP3はAmazon、Spotify、Apple
利用率のTOP3はランク順にAmazon Music Prime(以下Amazon)、Spotify、Apple Music(以下Apple)となっています。
<利用経験率>
Amazon 38.5%
Spotify 36.6%
Apple 33.3%
<現在利用率>
Amazon 26.3%
Spotify 25.7%
Apple 20.4%
利用する音楽配信サービスで満足な点については、AmazonとSpotifyは「費用」が一番で次に「聞きたい楽曲がある」。
Appleは「聞きたい楽曲がある」が一番で次が「楽曲数が豊富」となっており、料金・楽曲での評価でTOP3が支持されていることが分かります。
私の肌感覚的に納得できる内容ですね。
■注目は「Spotify」
Fastaskのレポートの中で私が注目したのが「今後の利用意向率」。
1番人気がSpotifyでした。
<利用意向率>
Amazon 27.7%
Spotify 30.5%
Apple 27.8%
しかもSpotifyは、まだ未認知の割合も高い。
<未認知率>
Amazon 32.1%
Spotify 34.4%
Apple 25.9%
Spotifyは「これからも利用したい」が高く「まだ知らない人も多い」ということですので、今年の躍進が期待できそうです。
まあ、広告・販売促進に携わる私としては、Spotifyの通常放送には「CM」が入れられるので特に注目です。
■音楽配信サービスの変化は目まぐるしい
勢力図の変化は目まぐるしいものがあります。
手元にある2017年の別のレポート(マクロミル News)では、定額制音楽配信サービスの代表格として次の3サービスが紹介されていました。
●Apple Music
●LINE MUSIC
●AWA
LINE MUSICについては、2021年のfastaskのレポートでは次のようになっています。
<利用経験率>18.5% 5位
<現在利用率>6.9% 6位
AWAは独自調査の対象になっていませんでした。
今はメジャーでも数年後には、新たな勢力が台頭している。
今回ご紹介した音楽配信サービスだけでなく、デジタルコンテンツの市場は、まだまだ目まぐるしく変わっていくのだろうなと感じます。
今年定年を迎える私ですが「調査」を通じて、時代の動向をしっかり掴みながら関わる皆さんにアドバイスができるように努めていきます。
(有馬)
出典:音楽配信サービス
/fastask アンケート調査レポート/ジャストシステム
https://my198p.com/l/m/vBQoyyX5aHOX4x
私の定年まであと:212日!
私はアマゾンプライム会員なのでもっぱらAmazon Music Primeを利用していますが、昨年からSpotifyも愛聴しています。
TVerとの共同WEBセミナーを視聴したのがきっかけでしたが、楽曲の揃い方が気に入っています。
いつかSpotifyの広告が扱えるようになると楽しいな・・などと考えてしまうのは、やはり職業病でしょうか(笑)。 |