今日のなるほど!
うっかりしていました。
昨年末に2021年の流行を振り返るのに懸命で、今年2022年のトレンド予測をチェックすることを忘れていました。
昨日、毎日楽しみにしているACワークスからの無料素材案内メールで送られてきたのが次の「青紫」で統一されたイメージ写真。

タイトルは「2022年トレンドカラー3Dイメージ」。
そうです. 今年の流行色ではありませんか。
すっかり今年のトレンドカラーをチェックすることを忘れていました。
■トレンドカラーはベリーペリ
毎年翌年のトレンドカラーを発表している世界の色見本メーカーアメリカのパントン社のサイトをチェックしてみると、毎年12月に翌年のテーマカラーとして発表しているカラー・オブ・ザ・イヤーで2022年のトレンドカラーとして紹介されていたのが「PANTONE 17-3938 Very Peri」=ベリーペリでした。
先程の写真のような青がかった紫色ですね。
パントン社の説明によると「活気のある赤紫の色味を帯びたダイナミックで紫がかった淡いブルー」だそうです。
トレンドカラーの意味合いとしては「ブルーの持つ誠実さと不変性、レッドの持つエネルギーと興奮を融合させた、この最も幸せで暖かいブルーの色合いは、元気を与える新しさの素を注入」することで「この変わってしまった可能性の展望を受け入れ、人生を書き換えるような新たなビジョンへと導いてくれる」とのことです。
色を言葉で表現するというのは、それだけでアートとなっており「使えます」。
■色の説明に最適
デザインを説明するときに「なぜその色を使ったのか」と聞かれて、正直に「いー感じだったので」といえない場合がありますよね。
有馬の場合だと、ポスター等のコンペ案件で同僚のデザイナーから、プランナーなので制作主旨を付けて欲しいと、理由にならない理由で頼まれる時に使っていたフレーズが以下の2つでした。
(1)クライアントのロゴやコーポレートカラーの系列色
(2)発表する年のトレンドカラー
(1)だと自社のことなので否定できません。
そして(2)だと上記のパントン社のアートな説明文を引用すれば「なるほど!」となるわけです。
まあ、制作主旨を丸投げしたデザイナー本人は自分の感覚で作っており、さすがに(1)は意識していても、(2)のトレンドカラーには気づいておらず、私が書いた制作主旨を見て「なるほど!」と感心していました。
そのようなわけで意外にトレンドカラーとその説明は使えます。
(有馬)
出典:パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー 2022の発表
/パントンストアジャパン
https://my198p.com/l/m/cK1eJX66xJHFqH
画像引用:ACworks
私の定年まであと:214日!
本文の制作主旨を丸投げしたデザイナーが「トレンドカラーを無意識に使っていたオレは天才!」といっているのを見て、天才なのは「お前の自己肯定感」と思ったことは、今まで秘密にしていました。
以前の職場だし、もう定年なので、ここでばらしちゃいます。
(有馬) |