━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
思考をクリアに! 整理と伝える
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ご覧の 皆 様
おはようございます。有馬です。
【 今日のなるほど! 】
昨日朝のテレビ番組で国語辞典から消える言葉を
紹介していました。
先日まで新語・流行語を紹介していましたが、
現れる言葉があれば消えていく言葉もあるのですね。
その消える言葉の中で個人的に気になったのが
「トラバーユ」。
私が新卒で入社したリクルートで配属されたのが
中途採用情報誌の求人広告制作部門で
制作した求人広告を掲載していたのが
「就職情報(後にBeing)」「とらばーゆ」
「ベルーフ」でした。
「とらばーゆ」は女性限定の転職情報誌で
当時は女性が転職することを「とらばーゆ」と
言ったものでした・・・ん、あれ?
媒体名は“ひらがな”の「とらばーゆ」なのに
辞書に載っていたのはカタカナの「トラバーユ」。
間違っていないか・・・と思いましたが、
考えてみれば“ひらがな”の「とらばーゆ」は、
リクルート社が発行する求人情報誌の名称なので
わざとカタカナにして一般名詞化したのでしょうね。
検索してみると「とらばーゆ」は
女性向け求人サイトとしてまだ存在していました。
一般名詞としての「トラバーユ」は消えても、
ブランド名の「とらばーゆ」は、
私がリクルートで担当していた頃から
30年以上過ぎた今も残っている。
感慨深いものがありました。
<消えゆく言葉たち>
「トラバーユ」以外に今回辞書から消えた言葉で
代表的なものが以下です。
スッチー、テレカ、パソコン通信、ピッチ、
プロフ、MD、携番、伝言ダイヤル、歌本、
赤外線通信、コギャルなど
12月17日に改訂版が発行される国語辞典は
「三省堂 国語辞典」。
約3,500語もの新たな言葉が追加される一方で、
約1,100語の言葉がなくなったそうです。
新しい言葉に一喜一憂する中で、
懐かしい言葉に別れを告げた一週間でした。
(有馬)
出典:日本テレビ「スッキリ」12月9日放送