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思考をクリアに! 整理と伝える
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ご覧の 皆 様
おはようございます。有馬です。
【 今日のなるほど!書籍まとめ 】
雑談力を磨く努力を続け、
セミナー等で真面目に努力しているのに
相手に伝わらず成果の出ない人がいる。
一方で普段は無口で無愛想なのに成果を出し
評価される人がいる。
何だか不公平に思えますが「伝わるスイッチ」の著者
深沢真太郎さんは、その違いを
「スイッチ」という言葉で表現しています。
<伝わるスイッチとは>
数学的思考のプロフェッショナルであり
話し方のプロではない深沢真太郎さんが
研修や公演でリピート依頼が100%!その秘訣は、
「わかりやすく、納得感あるように伝える技術」、
その技術のコツどころが「伝わるスイッチ」なのです。
勝負どころで「伝わるスイッチをON」にすれば、
誰でもわかりやすく、納得感を持って伝えることが
できるというわけです。
でも、どうすればスイッチがONになるのでしょうか?
それには「3つの意識」を重ね、
「2つの感想」を導くことが必要になります。
<3つの意識>
まず「少ない言葉」「ていねい」「正しそう」という
3つの意識を重ねることが必要です。
■少ない言葉
〜そもそも他人の話を聞きたくない〜
そもそも他人はあなたの話を聞きたくありません。
広告の文章と同じです。
印象的に伝える必要があります。
そこで「数字と論理的表現」が必要となります。
<「少ない言葉」テクニックをピックアップ>
●数字をキーワードにする
>この見出しの「3つの意識」がそうですね
●「結論」からと「なぜなら」をペアにする
>対にすると端的に分かりやすくなります
■ていねい
〜反対するのは伝え方が気にいらないか〜
人間は感情の生き物なので反対しているのは、
実は伝え方が気にいらないからなのです。
なので「中学生でも理解できるくらいに」ていねいに
相手への愛を持って接しましょう。
<「ていねい」テクニックをピックアップ>
●「否定」よりも「矛盾の指摘」
>否定されるとイラッとしますから
●最後は「私」の熱量
>エモーショナルな情報が決め手になります
■正しそう
〜正しいかどうかは重要じゃない〜
絶対に正しいことなどありませんので
「正しそう」な数学的な根拠で伝えると
割り切りましょう
<「正しそう」テクニックをピックアップ>
●「予想」ではなく「予測」を伝える
>数値で示されると正しそう
●「偏差値」に置き換える
>受験のおかげでみんな何となく基準が分かる
<2つの感想>
「わかりやすい」と「なるほど」が腹落ち(=納得)に
つながります。
■分かりやすい = 理解:正確さ
聞き手が他の人にそのまま説明し、
全く同じように伝わる内容であること。
■なるほど = 納得:論理的展開
聞き手が自分自身で論理展開できる内容であること。
<最後は愛が勝つ!>
「少ない言葉」で「正しそう」なことを「ていねい」に語り
相手が「わかりやすい」「なるほど」と腹落ちすることが
伝わるスイッチが「ON」になった状態です。
ただ著者の深沢真太郎さんはこう結びます。
>最後の“勝負どころ” は、
>やはり人とひとが言葉を交わすのです。
>「AI」よりも「愛」。
>「わかりやすい」「なるほど」と思ったときの
>相手のときめき、自分のときめきが
>コミュニケーションの本質なのです。
なるほど! 最後は愛が勝つ、ですね
<追伸>
書籍「伝わるスイッチ」では、
実践的な35のテクニックが紹介されていますが、
このメルマガでは有馬がピックアップした
一部のテクニックを紹介しています。
詳しくは以下の書籍をご覧ください。
出典:書籍「伝わるスイッチ」
著者:深沢真太郎 出版:大和書房
https://my198p.com/l/m/RrdVpW9ZUHfaB2
(有馬)
上記の内容を「1枚まとめシート」にしたものを
以下の私のホームページに掲載しています。
https://my198p.com/l/m/2ItGPDjZRUrPUG
興味を持たれたら参考までにご覧ください。