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ストリートファイター6コラボ

なるほど、35周年ともなると、
コラボはここまでできるのですね。

2023年発売予定のストリートファイター6。

ゲームそのものにはついては、
それこそ30数年前にゲームセンターや
当時の家庭用ゲーム機でプレイして
いたくらいなので語れませので、

ストリートファイター6の
コラボプロモーションについて学んでみます。

■視点=Re⇒NEW

やはり定番やブランドと呼ばれるものは、
歴史を踏まえながら常に新しい取り組みを
行っているものなのですね。

今回のストリートファイター6の
販売促進のプロモーションについても

単なるリバイバルで懐かしむだけではなく
新たなチャレンジが組み込まれています。

まさに再び(Re)からNewへ至る
プロモーションですね。

■SoundとVisual

ゲーム世界からリアルなプロモーションに
つなげていくためのポイントは今回2つ。

SoundとVisual。

【Sound】

●恋しさと せつなさと 心強さと 2023

今回のプロモーションのイメージソングが
1994年の劇場用アニメ
『ストリートファイターII MOVIE』の挿入歌を
リニューアルした

「恋しさと せつなさと 心強さと 2023」
篠原涼子 with t.komuro

この楽曲のクレジットが、
おじさんにはもうたまらない

●「ストリートファイター」35周年ライブ

ドラゴンクエストのオーケストラライブなど
ゲームの楽曲でコンサートする例がありますが、
ストリートファイターもやっちゃいます。

2023年1月29日(日) LINE CUBE SHIBUYA で
たっぷりとライブで楽曲をお届け。

全世界へ向けてオンライン生配信という
新たな取組も実施予定だそうです。
https://www.promax.co.jp/sf35thlive

【Visual】

●「オニツカタイガー」コラボTシャツ

「春麗」と新キャラクター「キンバリー」の
オリジナルコラボTシャツが発売決定。

アシックスの旧社名&ブランド名の
復刻ブランドであるオニツカタイガーとの
コラボとはこれもまたRe⇒NEWですね。

イメージ画像の春麗の足元が
オニツカタイガーストライプの
シューズなのがまたカッコいい。

●俺より強いやつらの世界展

シリーズ35周年を記念し全国巡回中の
『ストリートファイター「俺より強いやつらの世界展」』。

懐かしの名作「ストリートファイターII」の
秘蔵資料や原画で辿っていくだけでなく
最新技術を使ったデジタルコンテンツも展示。
https://streetfighter.artne.jp/

■「変更」の発想

ストリートファイター6のプロモーションを
オズボーンのチェックリストで見ると
「変更」になります。

●昔からのブランドを新しく「変更」
●ゲーム世界からリアルイベントへ「変更」

歴史というブランドの強さを生かしながら
新たな取組を加えて話題づくりを図る

Re⇒NEWに変更する視点で

ストリートファイター6のプロモーションを
図っているのですね。

↓オズボーンのチェックリスト↓
https://seiri-tsutaeru.com/knowledge/

(有馬)

出典:PRTIMES
『ストリートファイター6』、ローンチ時のプレイアブルキャラクター18体を発表!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003318.000013450.html

<つぶやき>

私が中学生の頃、部活で購入した
トレーニングシューズが
「オニツカタイガー」でした。

陸上競技部に所属していたのですが
何となく短距離は「オニツカ」、
長距離は「ハリマヤ」のシューズを
みんな履いていたような気がします。

そうそうウエアについては
「勝利の三本線」アディダスでしたね。

いやー懐かしいですね。

(有馬)

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カラオケ店をアトリエに転用する視点

<今日の視点=アトリエ化>

<はじめに>

日本経済新聞の動画サイトで紹介されていた
カラオケ店舗の新しい使い方の視点に感心しました。

「歌う場所」から「制作する場所」
=「アトリエ」への「転用」です。

<どうなってるの>

■ミシンの「用途」と「理由」と「背景」

名古屋でカラオケチェーン「JOYSOUND」を
運営するスタンダードが

新型コロナウイルスの感染拡大による
空室の有効利用策として始めたのが
「ミシンの貸出」です。

ミシンを使う「用途」としては、
●自分や人形用の服の制作・手直し
●小物の制作・イニシャルなどの加工

など様々ですが

利用する「理由」としては、
●ミシンを掛ける音が気になる
●そもそもミシンが自宅にない
●作業の気晴らしができる=カラオケ

が挙げられます。

ミシンを選んだ「背景」としては、
●親会社がブラザー工業
ミシンの製造メーカーです。

そのため導入されたのは
10万円を超える高機能ミシン。

自宅のミシンではできない
加工も簡単にできてしまいます。

<なるほど>

■アトリエに「転用」する視点

「リモートオフィス」や「楽器の練習」など
カラオケ店はコロナ禍での利用者減少に
対して新たな用途を開発してきました。

そして新たに開発した用途が
ミシンの貸出による「アトリエ」。

騒音の出る制作作業用の場所=
「アトリエ」としての場所の提供なのですね。

オズボーンのチェックリストで言えば、
施設はそのままで新しい使い道を開発する
転用」となります。

↓オズボーンのチェックリスト↓

https://seiri-tsutaeru.com/knowledge/

カラオケボックをアトリエとして考えると
ミシン以外にも用途が広がりそうですね。

<さいごに>

カラオケボックをミシンを使った
アトリエにする取り組みは、

親会社でミシンメーカー
ブラザー工業的にとっても
高機能ミシンを体験してもらう
場所にもなりますので

運営するスタンダードとしても
子会社として顔が立つ。

マーケティングの視点だけではなく
会社員としての視点としても
グッドな仕掛けですね。

私もみんなが幸せになる
一石二鳥を企んでいきたいと
思います。

(有馬)

出典:
ナゴヤ発カラオケ店で「内職」 ブラザー、ミシンを貸与
日本経済新聞/映像/LBS

https://www.nikkei.com/video/6310090712112/

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逆両替を集客に活用

以前スーパーのセルフ支払い機を逆両替に利用し
トラブルが多発していることを紹介しましたが、

逆両替についてニーズはありそうとは思ったものの
集客のツールにする発想はありませんでした。

日経クロストレンドの記事から
スーパーチェーン「イズミ」が「逆両替機」を
集客ツールにしている事例をご紹介。

■逆両替の背景

今年から郵便局や銀行で“自分の口座”に
硬貨で入金する場合、数量に応じて
手数料を取られるようになりました。

預け入れなのに手数料取られるの?
https://seiri-tsutaeru.com/mailmagazine/674/

そこで硬貨を紙幣に交換する手法として
以前の投稿で紹介していたように

セルフレジで逆両替?
https://seiri-tsutaeru.com/mailmagazine/668/

少額の商品を購入しセルフレジに硬貨を
大量投入し紙幣に両替する「逆両替」が行われ、
様々なトラブルが発生していました。

■1日平均10件の利用

そこで登場したのが逆両替機。

利用者が硬貨を投入すると自動で枚数と金額を計算し
手数料を差し引いた額を提示。

設置されている店舗の商品・サービスの購入や
紙幣などとの交換に使える「引換券」が発行される仕組みです。

・・・でも手数料分金額が引かれるので
誰も利用しないのでは・・・と思うのは
昭和な人間なのでしょう。

スーパーマーケットチェーンのイズミは、
2021年12月に開業した大型複合商業施設
「LECT(レクト)」に逆両替機を設置。

マシンから出てきた引換券をサービスカウンターで
紙幣と交換するようにしたところ
開業後約半年が経過した現在でも
1日平均10件の利用があるそうです。

確かに、郵便局や銀行で硬貨を紙幣にするには、
一度口座に入金して再度引き出す必要があって
手間がかかる。

セルフレジで逆両替だと先に買い物が必要だし
故障するトラブルもある。

その点逆両替機だと利用者としては、
手数料はかかるけれど
硬貨を紙幣にすることが本来の業務内容なので
周りを全く気にする必要なし。

店舗にすれば、紙幣に両替した金額の
いくらかは商品購入につながるでしょうし、
メーカーから設置料金ももらえるので
リスクの少ない取り組みとなりますね。

■両替がイベントに

イズミの場合だた逆両替機の設置は、
競合他社との差別化に繋がりますが、

それ以上に興味深かったのが
「集客イベント」になっているということ。

担当者の言葉を抜粋すると

「子連れの家族にとっては、
硬貨を投入し金額が表示され、
引換券が出るところまでがイベント。

子どもと一緒になって硬貨を投入し、
『楽しかった』とお礼を言ってくれる顧客が
何人もいる。

とのこと。

運用してみて分かったことかもしれませんが、
逆両替が家族連れのイベントになるとは、
思いつきませんでした。

これは面白い。

ユーザーが遊び方を開発する事例ですね。

■「逆転」と「転用」の発想

硬貨の逆両替機設置を
オズボーンのチェックリストに当てはめてみると

硬貨から紙幣へ逆両替する「逆転」と
両替作業をイベントにする「転用」となりますね。

↓オズボーンのチェックリスト↓
https://seiri-tsutaeru.com/knowledge/

(有馬)

出典:日経クロストレンド
硬貨を紙幣に両替する“逆”両替機「コインスター」は普及するか?
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00673/00004/

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トレンドメイクはマスク着脱後に注目

<なるほど!トレンド>

長くなってますよねマスク生活。

先日の記事「マスク外す?外せない?」で
私の地元熊本の新聞社アンケートを紹介しましたが
https://seiri-tsutaeru.com/mailmagazine/908/

あれからの感染増加でマスク解禁は
しばらく遠のいたようです。
(7/10の熊本県感染者は1,493名)

とはいえメイクに関わる業界では、
マスク後に向けた取り組みが進んでいます。

その中の一つがメイクのトレンド

化粧品メーカー「コーセー」のマスク着脱後の
メイクのトレンド予測をご紹介します。

■生きいきとした血色感がトレンドに

(新型コロナ感染流行前)
リップにダークトーンの赤や紫のリップを
取り入れたメークだった

ところが、日常的にマスクするようになり
リップやチークが見えなくなり、


アイメークや眉メークでカラーを楽しむように
なっていました。

(新型コロナ感染流行後)
崩れにくく血色感と透明感あるメーク

コーセーはマスクと肌の摩擦で
メイクの崩れが起きるため、

こすれに強く、崩れにくい、
血色感と透明感のあるメイクが
トレンドになると予測。

マスクの着用はなくならないけれど、
マスクを外す機会が増えるため

マスクを外した時に「見せたい」欲求が高まり、
ベースメークが今より厚くなる。

ファンデーションの下地は、マット感が増し、
さらにコンシーラなどを合わせることになると
分析しています。

■スキンケア用品ニーズが高まる

マスク着脱によるメイクの変化もありますが、
マスク着用時に起きたニキビなどの肌トラブルで、
マスクを外したくない人も出てきています。

そこでニーズが高まると思われるのが
肌トラブル対策のスキンケア用品。

トレンドになると思われるメイクに加えて
ニキビを抑えられるようなスキンケア用品も
求められるようになるようです。

先日の記事「マスク外す?外せない?」で
「外せない理由」で紹介した内容ですね。
https://seiri-tsutaeru.com/mailmagazine/908/

マスク生活でメークがミニマムになってきたため、
一気に本格メークすることにハードルが高く
感じる人が多くいると思われます。

そこに、新たなビジネスチャンスを見つけることが
アフターコロナに向けた発想ではないでしょうか。

正直なところ、メイクしない自分にとって
今回のマスク着脱後のメイクトレンドは、
実感にかけるところもありますが、

時代と消費者のニーズを自分のビジネスに
取り入れていくことが大切であることは
学べました。

皆さんもご自分のビジネスにアフターコロナの
取り組みを加えて見て下さい。

(有馬)

出典:
コーセーが予測 マスク着脱後のメークはちょい足し血色感が鍵
/日経クロストレンド
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/watch/00013/01895/

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社員インフルエンサー

<なるほど!なプロモーション>

6月23日の「スッキリ」(日本テレビ系列)の特集で
「社員インフルエンサーが増加中」と案内。

企業にとってとてもメリットが多いことを紹介していました。
とはいえ物事には、メリットだけではなくデメリットもあるもの。

東洋経済オンラインに「社員インフルエンサー」についての
記事がアップされていましたのでご紹介します。

■社員インフルエンサーとは

社員インフルエンサーとは、企業や商品のブランディング、
販売促進に従事する社員のこと。

中の人(=社員)が情報を発信することで、
外部ライターに比べて広報するネタや了解が取りやすく、

さらに担当社員をタレント化できれば、
制作にかかわるコストの削減や
メディア露出のブランド効果も期待できます。

とはいえ、社員インフルエンサーについて、
いいことばかりではありません。

東洋経済オンラインの記事では、
次のようにSNS運営の課題を紹介しています。

■社員インフルエンサーの課題

1)人事と育成の難しさ

 ・業務の押しつけはハラスメント
 ・やらせっぱなしで育成やフォローしない

2)過重労働

 ・兼業で仕事の総量が増える担当者
 ・休日もチェックを求められる管理職

3)社内での孤立

 ・身近な社員たちからやっかみを受ける

4)業界への配慮

 ・投稿における自社と他社のバランス

5)あいまいな評価指標

 ・どんな基準で評価するのかあいまい

6)誹謗中傷対策

 ・メンタルサポート、プライバシー保護やストーカー対策

7)引き継ぎトラブル

 ・異動、退職の際にトラブルに発展しやすい

■さいごに

流行りなのでSNSをやってみようと、
軽い気持ちで業務を兼業させ
労働環境が悪化。

評価基準がないので担当者が疲弊。
ファンを持ったままの退職トラブルなど。

SNSは反響が出やすい分、
大問題に発展しかねないマーケティング
であることを忘れてはいけませんね。

出典:急増する「社員インフルエンサー」7つの危うさ
/東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/599203

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ゴルフ場のPR動画つくりました

<今日は有馬の仕事紹介です>

有馬が携わった最近の仕事のご紹介です。

■ゴルフ場のPR動画つくりました

クライアントは「菊池カントリークラブ」。

熊本県菊池市のゴルフ場です。

https://reserve.accordiagolf.com/golfCourse/kikuchi/

編集はいつものCanva。

https://partner.canva.com/c/3310106/964401/10068

動画制作でも助けられています。

ドローンでの空撮を加えたのでスケール感のある

動画になりました。

動画はこちら↓

ドローン撮影はプロダクションにお願いしましたが

自分でも撮影してみたくなりました。

本格的な撮影は手におえそうもありませんが、

そのうちにお小遣いで買えるトイドローンで

楽しんでみたいと思います。

また、定年後の楽しみが増えそうです。

(有馬)

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オトナのかき氷器PR

プロモーション展開もオトナな合わせ技の手法でした

< なるほど!なプロモーション >

一気に気温が上がってきましたね。

私の住む熊本では昨日の気温が28度超え。

つい先日、桜が散ったと思ったら、もう夏の気分です。

そして夏といえば「かき氷」が定番というわけで、生活関連用品の企画・開発・販売する株式会社ドウシシャが、おうちで楽しむ「オトナのかき氷コラボキャンペーン」として面白いプロモーションを開催していましたので、ご紹介します。

■ターゲットをオトナにチェンジ

子供向けというイメージが強い「かき氷器」を高級仕様にして大人向けとして売っていこうという狙いですね。

夏だけでなく一年を通して楽しんでいただきたいというコンセプトで開発された新商品で、シックなインテリアにもなじむオールブラック仕様で限定販売。

ラインナップは以下の2種類

●台湾風かき氷が作れる「電動ふわふわ とろ雪かき氷器 プレミアム」

氷を温めて削る「電動わた雪かき氷器プレミアム」

高級調理家電が人気ですが、それを「かき氷」に持ってきたわけですね。

ターゲットをオトナにチェンジするアイデアですので、オズボーンのチェックリストだと「置換」になります。

<オズボーンのチェックリスト>

■オトナプレミアムなコラボキャンペーン

さらにドウシシャさんがマーケティング上手だなと思ったのが上記のかき氷器の新発売と同時に開催されているコラボキャンペーン。

大人向けの商品ということで、これもトレンドになっている「緑茶」を活用。

江戸時代後期・天保3年創業、京都・宇治を中心に店舗を構える宇治茶専門店「伊藤久右衛門」とのコラボキャンペーンを開催しています。

キャンペーン内容は第一弾として以下の2点。

●オトナの宇治金時セット
 =電動わた雪かき氷器プレミアム+宇治金時の氷みつ

●オトナの宇治抹茶ラテ氷セット
 =電動ふわふわ とろ雪かき氷器 プレミアム+宇治抹茶えすぷれっそ&かぷちーの

「オトナのかき氷」を味わえる特別セットが抽選で当たるTwitterキャンペーンです。

さらに、さすがなのが第二弾キャンペーンである「先着購入特典」。

プレゼントだけでなくしっかり販売もされる企画がセットされているのですね。

■商品開発とPR企画の合せ技

トレンドに合わせた商品の開発と話題作りのコラボ企画を合わせて実施するとは、ドウシシャさんプロモーションもオトナですね。勉強になりました。

みなさんもトレンドと話題作りの合せ技のプロモーションにチャレンジしてみませんか。

(有馬)

出典:

●大人にプレミアムな一杯を提供する「電動わた雪かき氷器プレミアム」「電動ふわふわとろ雪かき氷器プレミアム」を限定発売

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000234.000028427.html

●初コラボ!かき氷器のドウシシャ ✕ 京都のお茶屋 伊藤久右衛門 「オトナのかき氷」を楽しむキャンペーン開催!

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000233.000028427.html

●オトナのかき氷を楽しむキャンペーン

https://www.doshisha-marche.jp/f/otonacampaign