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トレンド自己チェック惨敗

■ヒットを自己チェック

これが発表されると、
年末が近づいたなと感じます。

日経トレンディ「ヒット商品ベスト30」

ヒット商品というからには、
多くの人が知っていて、
利用しているはずなので、

さすがに60歳の私でも知っているはず?

ということで30商品について
「知っている」「名前くらい」「知らない」で
チェックしてみました。

■知っている率45%

ヒッツ商品のトップ30商品で
その内容を私が知っていた割合は
13商品で45%。

名前だけは知っている商品の
5商品を加えれば
18商品となり50%超えですが、

それはちょっとズルですね。

特にトップ3については、
1位の「Yakult1000」だけというのが
本当に痛い。

「ちいかわ」「PCM冷却ネックリング」
本当に知りませんでした。

60歳の定年となり、
もうマーケティングの最前線に
いるわけではありませんが、

流行に対する感度が落ちているのか…
などと感じました。

■来年と比べるのが楽しみ

まだ今年も終わっていませんが、
これから次々と出されるヒットランキングも
検証して行きたいと思います。

その上で、来年のチェック表と
比較してみたいと思っています。

皆さんはヒット商品30のうち、
どれくらい知ってましたか?

以下のサイトからチェックしてみては
いかがでしょうか。

<2022年ヒット商品ランキング>
~日経トレンディが選んだベスト30~
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00732/00001/

(有馬)

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マーケティング メールマガジン

進む時短と裏トレンド

LEMON(米津玄師)
夜に駆ける(YOASOBI)
新時代(ウタ from ONE PIECE FILM RED)

この3曲の共通点は何か?

ここ数年のヒット曲、確かにそうです。
ぎりぎりおじさんでも知ってそうな
ヤング層に人気の曲、それもそうです。

ただ今回の答えとしては、
イントロ0(ゼロ)秒」 です。

進む時短と裏トレンド

■ヒット曲のイントロが時短傾向に

先に紹介した3曲のイントロは0秒でしたが、
2021年のヒット曲の平均は約6.5秒だそうです。

昭和・平成の代表的なヒット曲のイントロは、
約17.5秒だそうですので、
この10年でイントロが10秒短くなったことになります。

みんなサビメロまで待てなくなっているのですね。

■直接の理由はサブスク

楽曲のイントロが短くなった理由として、
挙げられているのが音楽の定額聴き放題
(サブスクリプションサービス)の普及が
挙げられています。

利用者が好みの曲を探して、
次々と飛ばして再生していくので、
歌い出しやサビのメロディまで
時間がかかる曲はスキップされてしまう
わけなのですね。

他にも楽曲の時間自体も短くなっている
傾向があるとのことですから、
ヒット曲を狙うなら短時間勝負
ということになりそうです。

■他にも時短はトレンドになっている

●調理時短家電
2021年のヒット商品にランクイン

●動画・映画の倍速視聴
10分ダイジェスト動画も話題に

●ウーバーイーツ
コンビニの宅配も普及

●ネット通販
翌日おいそぎ便が当たり前に

例を上げればキリがないくらいに、
すでに時短の商品・サービスが
普及しています。

そのトレンドの中でのキーワードが
タイパ」。

コスパ=コストパフォーマンスではなく、
タイパ=タイムパフォーマンスという
時間を基準とした価値の評価です。

そういえば、先程動画サイトで目にした
「アタックゼロ」のショートCMでは、
「洗浄力」ではなく、
ワンプッシュで洗剤投入が終了と
時間短縮を訴求していました。

■裏トレンドにも注目

世の中、表があれば裏があるもの。
トレンドにも表の「時短」があれば、

裏には「推し」に代表されるような
一点豪華に時間と予算を消費する
スローなトレンドも存在します。

それが博報堂生活総研が提唱する
「トキ消費」。

その時、その場でしか体験できない
コトを共有するもので、
特徴は次の3つ。

●時間や場所の限定(非再現性)
●生活者の主体的な参加(参加性)
●参加による成果や応答(貢献性)

短時間に済ませる、結果を出す、
時短のトレンドの裏側に

時間と場所を共有することに
「時間」と「お金」をかける
スローな時間消費があるのですね。

これから表のトレンドだけでなく、
裏のトレンドにも注目していきたいと
思います。

(有馬)

出典:日本経済新聞
「倍速ニッポン」シリーズ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD02BC70S2A900C2000000/?n_cid=NMAIL007_20220913_Y&unlock=1
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD067GL0W2A900C2000000/
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC0755H0X00C22A9000000/
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD095KV0Z00C22A9000000/

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マーケティング メールマガジン 販売促進

ストリートファイター6コラボ

なるほど、35周年ともなると、
コラボはここまでできるのですね。

2023年発売予定のストリートファイター6。

ゲームそのものにはついては、
それこそ30数年前にゲームセンターや
当時の家庭用ゲーム機でプレイして
いたくらいなので語れませので、

ストリートファイター6の
コラボプロモーションについて学んでみます。

■視点=Re⇒NEW

やはり定番やブランドと呼ばれるものは、
歴史を踏まえながら常に新しい取り組みを
行っているものなのですね。

今回のストリートファイター6の
販売促進のプロモーションについても

単なるリバイバルで懐かしむだけではなく
新たなチャレンジが組み込まれています。

まさに再び(Re)からNewへ至る
プロモーションですね。

■SoundとVisual

ゲーム世界からリアルなプロモーションに
つなげていくためのポイントは今回2つ。

SoundとVisual。

【Sound】

●恋しさと せつなさと 心強さと 2023

今回のプロモーションのイメージソングが
1994年の劇場用アニメ
『ストリートファイターII MOVIE』の挿入歌を
リニューアルした

「恋しさと せつなさと 心強さと 2023」
篠原涼子 with t.komuro

この楽曲のクレジットが、
おじさんにはもうたまらない

●「ストリートファイター」35周年ライブ

ドラゴンクエストのオーケストラライブなど
ゲームの楽曲でコンサートする例がありますが、
ストリートファイターもやっちゃいます。

2023年1月29日(日) LINE CUBE SHIBUYA で
たっぷりとライブで楽曲をお届け。

全世界へ向けてオンライン生配信という
新たな取組も実施予定だそうです。
https://www.promax.co.jp/sf35thlive

【Visual】

●「オニツカタイガー」コラボTシャツ

「春麗」と新キャラクター「キンバリー」の
オリジナルコラボTシャツが発売決定。

アシックスの旧社名&ブランド名の
復刻ブランドであるオニツカタイガーとの
コラボとはこれもまたRe⇒NEWですね。

イメージ画像の春麗の足元が
オニツカタイガーストライプの
シューズなのがまたカッコいい。

●俺より強いやつらの世界展

シリーズ35周年を記念し全国巡回中の
『ストリートファイター「俺より強いやつらの世界展」』。

懐かしの名作「ストリートファイターII」の
秘蔵資料や原画で辿っていくだけでなく
最新技術を使ったデジタルコンテンツも展示。
https://streetfighter.artne.jp/

■「変更」の発想

ストリートファイター6のプロモーションを
オズボーンのチェックリストで見ると
「変更」になります。

●昔からのブランドを新しく「変更」
●ゲーム世界からリアルイベントへ「変更」

歴史というブランドの強さを生かしながら
新たな取組を加えて話題づくりを図る

Re⇒NEWに変更する視点で

ストリートファイター6のプロモーションを
図っているのですね。

↓オズボーンのチェックリスト↓
https://seiri-tsutaeru.com/knowledge/

(有馬)

出典:PRTIMES
『ストリートファイター6』、ローンチ時のプレイアブルキャラクター18体を発表!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003318.000013450.html

<つぶやき>

私が中学生の頃、部活で購入した
トレーニングシューズが
「オニツカタイガー」でした。

陸上競技部に所属していたのですが
何となく短距離は「オニツカ」、
長距離は「ハリマヤ」のシューズを
みんな履いていたような気がします。

そうそうウエアについては
「勝利の三本線」アディダスでしたね。

いやー懐かしいですね。

(有馬)

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マーケティング 地域情報

熊本のSNSインフルエンサークロストーク

熊本のSNSインフルエンサークロストークに行ってきました

<視点>

熊本でSNSで食べていける、収益が出ている、
ビジネスになっている人がいることに感心。

熊本在住のSNSインフルエンサー
女性3名のトークを拝聴しました。

TAKIBI NIGHT XOSS TALK
(タキビナイト・クロストーク) VOL.4
>2022年9月2日開催
<以下、募集告知ページ>
https://xosspoint.jp/event/takibinightxosstalk-vol4/

クロストークイベントの当日の写真はこちら

https://photos.google.com/share/AF1QipP8_lvfHVcp_iUaXCPWO1bA3xZ5qG2Zi0xxpbZE9ocfjtV0bhujhL-LpCq0V3DKtA?pli=1&key=WG1Qams0TnFvdERIZGVpd3RqMEVjVG5CNU80Xzl3

■イベントテーマ

SNSは、ビジネスになるのか!? 熊本発インフルエンサーのお仕事拝見!!

<目的>

全国的に活躍しているような遠くの人ではなく、
地方のそれも第2都市レベルの熊本で
SNSをビジネスとして現在進行形で成功させている
インフルエンサーの取り組みを本音で聞く。

<内容>

熊本在住のSNSインフルエンサー
女性3名をパネリストに迎え
現在進行系の実例で
SNSのビジネスについてトーク。

(パネリスト)以下イベント初回ページからの引用

●吉田舞子さん(ラッコママ) 株式会社iroiro

12歳・8歳・5歳の食べ盛り3兄弟を育てる業スー大好きママです!業スーのことや、暮らしに役立つ情報などを発信しています♪
https://www.instagram.com/racco_club/

●にーよんさん インスタグラマーat_marksango_diet24

勝負の6ヶ月を過ぎてしまい「もう産後じゃない普通のダイエット」になっているにもかかわらず、産後ダイエットと言い張るアラフォー。
https://www.instagram.com/sango_diet24/

●宇城ありささん PRマーケター/元アイドル

6月20日熊本生まれ、熊本育ちの142cm。狩猟栄養士アイドルという異色の肩書で、アイドル界以外からも注目を浴びる日本のアイドル。セルフプロデュース、セルフ運営で日本各地でライブをこなす行動派!2019年11月には飛び込みでシドニーに上陸、現地のアイドルAGS102と共同で2マンライブを成功させる。翌年2020年にはシドニーの国際アニメフェスにゲストとして出演。アイドルグループのプロデュース、作詞、イベント主催、ライター業等、活動内容は多岐に渡り、幅広い活躍を見せている。
https://lit.link/arisauki

<学び>

■手段と目的をわきまえる

ビジネスとしてSNSを利用する場合
「手段」と「目的」の設定が重要

・フォロワー数UP=手段
・売り上げ獲得=目的

フォロワー数を増やすのは
売り上げ獲得(ビジネス)の
ための手段であることを
理解していることが大切

■ショート動画に注目

現在注目のコンテンツとしては
ショート動画。

・最初の2.5秒
・起承転結付けないループ映像
など

再生回数増につながる工夫が
欠かせない

<所感>

今回の熊本で活躍する3名の
女性インフルエンサーについての
私の勝手なイメージは

●吉田舞子さん=起業戦士

 炎上さえもビジネスの糧にする
 パワフルさに感嘆
 周りを巻き込むパワーがすごそう

●にーよんさん=パフォーマー

 自分自身をコンテンツ化に感動
 個人のSNSはしないという
 割り切りが素晴らしい

●宇城ありささん=戦略家

 管理栄養士×狩猟免許という
 かけ合わせに感心
 ブルーオーシャン戦略を目指す
 

タイプは違いながら、
精力的に活動されている姿に
SNSの可能性を感じました。

進行/MCの 青山こういち さん
ありがとうございました

(有馬)

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マーケティング メールマガジン

タイトルを変えて惹きつける

<視点>

タイトルを変えることでターゲットに届く

芦田央(DJ GANDHI)さんの
note記事を読んで思い出しました。

この和訳センス良いな…
お気に入り外国映画の邦題ベスト10
https://note.com/dj_gandhi/n/n6918eb8bde05

昔の洋画は、
日本公開時のタイトル付け方が
すごかったなと。

英語タイトルを和訳したのではなく、
もはや別の作品のように思えますね。

<概要>

■もはや別タイトル

記事で紹介されていたリチャード・ギア主演の
愛と青春の旅だち」の原題は
An Officer and a Gentleman」。

★愛と青春の旅だち
https://amzn.to/3TELWfw

確かに、士官学校を通した
若者の成長の軌跡を描く内容が
そのままの和訳では伝わりにくいですね。

同じように軍隊を通して
若者の成長を描いたトム・クルーズ主演の
TOP GUN」が日本でそのままカタカナの
トップガン」になっていたのとは違いますね。

★トップガン
https://amzn.to/3CJLcQf

An Officer and a Gentleman」と
TOP GUN」。

担当した映画の広報担当は、
日本の生活者にどうしたら響くのか、
劇場に行きたいと思わせるのか、

悩んだ結果が「新たなタイトルの制作」
だったのでしょうね。

前述の芦田さんのnote記事では、
10作品が紹介されていますので
興味のある方はご覧ください。

<ポイント>
■タイトルで惹きつける

動画の制作でも「頭の数秒にインパクトを」
音楽でも「イントロは短くサビメロに」など
一瞬でターゲットを惹きつける手法が
今では要求されます。

洋画を独自のタイトルで惹きつける手法は、
告知するメディアが限られた昔から
多くの人に作品を伝えたいという思いで
取られてきた手法だったのですね。

作品のオリジナル性が‥という
意見もあるかとは思いますが、

とにかく観てもらった後に
作品のクオリティとして判断して
もらえればいいのかなと、

「広告」に携わる私としては、
思っています。

オズボーンのチェックリストだと、
内容は同じでタイトルだけ変える
変更」になります。

↓オズボーンのチェックリスト↓

<さいごに>
■素敵に騙されたい

洋画で「原題」と「邦題」が違っている
話をしましたが、

映画では「原作」と違っていることが
度々あります。

私の大好きな映画「ブレードランナー」の
原作はSF小説で原題は
「Do Androids Dream of Electric Sheep?」

日本での小説のタイトルは
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」。

★アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
https://amzn.to/3CFVosU

この段階でタイトルがカッコよくなっていますが、
映画でのタイトルは原題が
Blade Runner
日本でもそのままカタカナ化されて
ブレードランナー」となっています。

★ブレードランナー
https://amzn.to/3pZqnbY

映画ではタイトルがキャッチーに
なっているだけではなく
シナリオのアレンジも素敵になっています。

映画を見た後に原作を読んだ感想は???

原作と違う!といきり立つのではなく、
こんな風に映像化してくれてありがとうと
素敵に騙されたいものだと思いました。

(有馬)

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マーケティング メールマガジン

スマホゲームの転換点

ガチャから有料チケット方式へ

<視点>
功体験を埋没費用にできるか

私が愛聴している音声プラットフォーム
voicyのヤングニッケイで、
スマートフォンゲームの「ガチャ」について
転換点にきていると紹介されていました。

<概要>

■有料チケット方式へ

世界ではスマートフォン向けゲームの
ビジネスモデルが「有料チケット方式」と
なっています。

●世界の売り上げ上位ゲーム
⇒上位4番目まで全て
 「チケット方式」を採用

●日本の売り上げ上位ゲーム
⇒上位5番目まですべて
 「ガチャ」方式を採用

■ガチャに法規制

ガチャはゲームを有利に展開できる
希少アイテムを獲得するために
何度もガチャを引くため多額の
費用を掛けてしまいがちです。

そのためガチャはギャンブル性が
高いと判断されるようになり
世界で規制が広がっています。

●2018年にオランダ、ベルギーで
ガチャが賭博に当たると判断
⇒ゲーム各社がチケット方式に変更
⇒フォートナイトがチケット方式を導入
1年間で約7,000億円を売り上げ
⇒テンセントが有料チケット方式に注力

●日本でもガチャが社会問題化し
「コンプリートガチャ」などが規制された

このままガチャに頼っていると
世界市場を狙えないばかりか
収益源を失う可能性があります。

<ポイント>

■ガチャを埋没費用と思えるか

行動経済学でよく出てくる用語に
埋没費用(サンクコスト)があります。

事業や行為の撤退・縮小・中止しても
戻って来ない資金や労力のことで、

すでに投下したコストがあるために、
「もったいない」「元をとらないと」
「損をしたくない」というように感じて

“意思決定を間違える”場合に
使われることが多い用語です。

世界的にガチャに対する
法規制が高まり、
競合他社がチケット方式へ
移行する中でも、

大成功し、会社を富ませてくれた
課金システムである「ガチャ」を
諦めるという意思決定は難しく、

いつ、どうように転換するのかが
問われますね。

<さいごに>

私が社会人として新人から中堅の頃、
印刷物の制作には、アナログな
「写植・版下」が必要でした。

それがパソコンでデザイン・出力する
DTPの時代になり、
「写植・版下」の仕事がなくなり
廃業する取引先を見てきました。

成功体験や磨いた技術も
いつか埋没費用になる。

60歳を迎え定年となりましたが
社会への貢献を続けるには、
常に新しいチャレンジが必要だなと
思った内容でした。

(有馬)

出典:
●ヤングニッケイ/voicy
娯楽と経済を紐解く!エンタメウォッチャーhttps://voicy.jp/channel/874/374603

●日本経済新聞(会員限定)
スマホゲーム「ガチャ」頼み転機 日本勢、世界展開に壁
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC167DR0W2A610C2000000

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マーケティング メールマガジン 販売促進

カラオケ店をアトリエに転用する視点

<今日の視点=アトリエ化>

<はじめに>

日本経済新聞の動画サイトで紹介されていた
カラオケ店舗の新しい使い方の視点に感心しました。

「歌う場所」から「制作する場所」
=「アトリエ」への「転用」です。

<どうなってるの>

■ミシンの「用途」と「理由」と「背景」

名古屋でカラオケチェーン「JOYSOUND」を
運営するスタンダードが

新型コロナウイルスの感染拡大による
空室の有効利用策として始めたのが
「ミシンの貸出」です。

ミシンを使う「用途」としては、
●自分や人形用の服の制作・手直し
●小物の制作・イニシャルなどの加工

など様々ですが

利用する「理由」としては、
●ミシンを掛ける音が気になる
●そもそもミシンが自宅にない
●作業の気晴らしができる=カラオケ

が挙げられます。

ミシンを選んだ「背景」としては、
●親会社がブラザー工業
ミシンの製造メーカーです。

そのため導入されたのは
10万円を超える高機能ミシン。

自宅のミシンではできない
加工も簡単にできてしまいます。

<なるほど>

■アトリエに「転用」する視点

「リモートオフィス」や「楽器の練習」など
カラオケ店はコロナ禍での利用者減少に
対して新たな用途を開発してきました。

そして新たに開発した用途が
ミシンの貸出による「アトリエ」。

騒音の出る制作作業用の場所=
「アトリエ」としての場所の提供なのですね。

オズボーンのチェックリストで言えば、
施設はそのままで新しい使い道を開発する
転用」となります。

↓オズボーンのチェックリスト↓

https://seiri-tsutaeru.com/knowledge/

カラオケボックをアトリエとして考えると
ミシン以外にも用途が広がりそうですね。

<さいごに>

カラオケボックをミシンを使った
アトリエにする取り組みは、

親会社でミシンメーカー
ブラザー工業的にとっても
高機能ミシンを体験してもらう
場所にもなりますので

運営するスタンダードとしても
子会社として顔が立つ。

マーケティングの視点だけではなく
会社員としての視点としても
グッドな仕掛けですね。

私もみんなが幸せになる
一石二鳥を企んでいきたいと
思います。

(有馬)

出典:
ナゴヤ発カラオケ店で「内職」 ブラザー、ミシンを貸与
日本経済新聞/映像/LBS

https://www.nikkei.com/video/6310090712112/

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その他 マーケティング メールマガジン

カリオストロの城 全国特別上映

<今日の視点=変更>

<はじめに>

昨日の「夏のジブリ祭り」に続いて
宮崎駿監督の作品上映についてご連絡。

「ルパン三世 カリオストロの城」が
全国で特別上映されます。

<どうなっているの>
■映画館で名作を観るプロジェクト

映画、ドラマ、アニメのレビューサービス
Filmarksが映画館で名作を観るプロジェクト
プレチケ」の企画として、

ルパン三世 カリオストロの城」を
9月9日(金)より全国で
2週間限定の上映が決定。

夏休みのジブリ同様に
長年にわたり再放送が繰り返され、
愛され続けている
「カリオストロの城」なら

映画館で名作を観るプロジェクトに
ぴったりですね。

私の地元、熊本では次の2館で
公開されるそうです。

●熊本ピカデリー
●イオンシネマ熊本

■なぜ9月9日なのか

なぜ上映日が9月9日なのか。

それは映画のヒロイン「クラリス」の
結婚式の期間に当たるから。

映画で峰不二子がルパンに差し出した
新聞記事にクラリスの結婚式が
9月12日から13日と記載されていたそうです。
(知らなかったなー)

それなら9月12日(月)からの上映に
すればいいのでは‥と思われるかもしれませんが

映画は金曜から公開するルールに
なっているため12日の前週の金曜
9日からとなっているのでしょうね。

ちなみに結婚式の記念日である
9月13日(火)には、
来場特典としてオリジナルステッカー
先着限定で配布予定とのことです。

■映画の思いで

先日ルパン三世の次元大介の声を
担当されていた小林清志さんが
お亡くなりになったこともあり、

映画館での上映は、
感慨深いものがあります。

「ルパン三世 カリオストロの城」が
公開されたのは1979年。

私もまだ高校でしたので
映画館で観たことはありません。

大学生になりビデオレンタルで
何度もの視聴したことが
思い出されます。

そうそうルパン三世の声も初代の
山田康雄さんですね。

<なるほど>
■“わざわざ”を作って参加しやすく

私が視聴しているプライムビデオを始め、
旧作映画を視聴する方法は
いくつもあるのに、
なぜわざわざ映画館で上映するのか?

私は“わざわざ”が重要なのだと考えます。

好きなもの、やってみたいことを
集って実施するために人は、
“わざわざやる理由”が必要。

名作なので映画館の大スクリーンで観る、
だけでなく、
クラリスの結婚式の日なのだからという
“わざわざ”が重要なのですね。

オズボーンのチェックリストでいえば
新作映画の公開場所である映画館を
旧作のイベントをファンが祝う場所に
変更」となります。

↓オズボーンのチェックリスト↓
https://seiri-tsutaeru.com/knowledge/

<さいごに>

できれば9月13日(火)に観たいところですが
早い時間は無理そうだし、
記念品は品切れですといわれるのも嫌なので

前後の土日での鑑賞になりそうです。
(予約が必要かな・・)

(有馬)

出典:PRTIMES
『ルパン三世 カリオストロの城』、
クラリスの結婚式を記念した全国特別上映!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000279.000008641.html

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マーケティング メールマガジン

思考整理編集者

そうか私の業務内容は、「編集者」だったのですね。

自分の目指している役割について「これって同じ!」と
思える記事に日経クロストレンドで出会いました。

経営者に必要なのは「編集者」
思いを伝える文章のつくり方
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00464/00008/

■顧問編集者

書籍やWebの編集を手掛けていた竹村俊助さんが
2020年から取り組んでいるのが「顧問編集者」。

経営者が伝えたいことを編集し記事にして
noteやSNSで発信する業務です。

一見すると「広報」のようですが、
広報業務は外部委託したとしても
対外的には会社の人として
経営者に成り代わってメッセージを
伝えていくことになります。

その点「編集者」は、
経営者(著者)と消費者(読者)の間を
メディアでつなぐ役割であり独立しています。

「広報」も「編集者」も共に経営者(会社)の
メッセージ発信の黒子的役割ですが
立ち位置が違っています。

■重要なのは「変換」

顧問編集者としての業務で重要なことは、
変換」。

経営者が「伝えたいこと」を
消費者の「知りたいこと」に変換して
メッセージの橋渡しをするわけです。

CMの場合、視聴者はCMなど見たくないただのトイレタイム。

だからこそ「興味を持ってもらう」「楽しんでもらう」
「得した気になる」CMにしなければならない。

CM制作者にとってクライアントは、
お金を出してくれる「スポンサー」と
CMを見てくれる「消費者」なので

どとらにも満足してもらえるものにしなくてはいけない。

と指導されましたが、
編集の場合だと消費者の「知りたい」に変換する
ということになるのですね。

■変換のコツ「キャラ」と「正直」

消費者に「知りたい」と思わせるコツは、
経営者の「キャラクター」づくりだそうです。

誰が言っているのか」に興味がなければ、
何を言っているのか」にたどり着かないわけですね。

さきほどのCMの例で言えば、
タレントが出演するCMがそれにあたります。

言い換えれば、経営者をタレント化する
ということでしょうか。

とはいえ人気のユーチューバーのような
キャラ立ちをさせるというわけではなく、

経営者の人生にフォーカスして
自己紹介代わりになるコンテンツ作って
(誰が言っているのか)

その後に伝えたいメッセージのコンテンツ
(なにを言っているのか)
というステップを踏むことが

変換(=記事化)のコツとのことです。

他のコツとしては「ウソ」や「つくりもの」を
コンテンツに入れないことがあります。

飲み会の席で気分が大きくなり
多少話を盛ってったとしても、
許されるかもしれませんが

読者(消費者)は敏感に
「ウソ」や「つくりもの」を見抜くものです。

できるだけ普段着で「正直」な内容
(コンテンツ)にしなければいけません。

■これからは「思考整理編集者」

これまで自分の役割を「整理と伝える」として
説明してきましたが、

これは業務の仕様であり職種とは、
言えませんでした。

そのためこれまでは会社での肩書として
●プランナー
●ディレクター
と名乗っていましたが

今回の日経クロストレンドの記事で
なるほど!と腹落ちしました。

これからは以下のように名乗りたいと思います


●思考整理編集者

>あなたの考えを整理して伝わるように編集します

そして具体的な制作者としては

●コンテンツ制作者

>ビジネスに必要な各種のコンテンツを制作します

としていきます。
どうぞよろしくお願いします。

(有馬)

出典:日経クロストレンド
経営者に必要なのは「編集者」
思いを伝える文章のつくり方
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00464/00008/

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逆両替を集客に活用

以前スーパーのセルフ支払い機を逆両替に利用し
トラブルが多発していることを紹介しましたが、

逆両替についてニーズはありそうとは思ったものの
集客のツールにする発想はありませんでした。

日経クロストレンドの記事から
スーパーチェーン「イズミ」が「逆両替機」を
集客ツールにしている事例をご紹介。

■逆両替の背景

今年から郵便局や銀行で“自分の口座”に
硬貨で入金する場合、数量に応じて
手数料を取られるようになりました。

預け入れなのに手数料取られるの?
https://seiri-tsutaeru.com/mailmagazine/674/

そこで硬貨を紙幣に交換する手法として
以前の投稿で紹介していたように

セルフレジで逆両替?
https://seiri-tsutaeru.com/mailmagazine/668/

少額の商品を購入しセルフレジに硬貨を
大量投入し紙幣に両替する「逆両替」が行われ、
様々なトラブルが発生していました。

■1日平均10件の利用

そこで登場したのが逆両替機。

利用者が硬貨を投入すると自動で枚数と金額を計算し
手数料を差し引いた額を提示。

設置されている店舗の商品・サービスの購入や
紙幣などとの交換に使える「引換券」が発行される仕組みです。

・・・でも手数料分金額が引かれるので
誰も利用しないのでは・・・と思うのは
昭和な人間なのでしょう。

スーパーマーケットチェーンのイズミは、
2021年12月に開業した大型複合商業施設
「LECT(レクト)」に逆両替機を設置。

マシンから出てきた引換券をサービスカウンターで
紙幣と交換するようにしたところ
開業後約半年が経過した現在でも
1日平均10件の利用があるそうです。

確かに、郵便局や銀行で硬貨を紙幣にするには、
一度口座に入金して再度引き出す必要があって
手間がかかる。

セルフレジで逆両替だと先に買い物が必要だし
故障するトラブルもある。

その点逆両替機だと利用者としては、
手数料はかかるけれど
硬貨を紙幣にすることが本来の業務内容なので
周りを全く気にする必要なし。

店舗にすれば、紙幣に両替した金額の
いくらかは商品購入につながるでしょうし、
メーカーから設置料金ももらえるので
リスクの少ない取り組みとなりますね。

■両替がイベントに

イズミの場合だた逆両替機の設置は、
競合他社との差別化に繋がりますが、

それ以上に興味深かったのが
「集客イベント」になっているということ。

担当者の言葉を抜粋すると

「子連れの家族にとっては、
硬貨を投入し金額が表示され、
引換券が出るところまでがイベント。

子どもと一緒になって硬貨を投入し、
『楽しかった』とお礼を言ってくれる顧客が
何人もいる。

とのこと。

運用してみて分かったことかもしれませんが、
逆両替が家族連れのイベントになるとは、
思いつきませんでした。

これは面白い。

ユーザーが遊び方を開発する事例ですね。

■「逆転」と「転用」の発想

硬貨の逆両替機設置を
オズボーンのチェックリストに当てはめてみると

硬貨から紙幣へ逆両替する「逆転」と
両替作業をイベントにする「転用」となりますね。

↓オズボーンのチェックリスト↓
https://seiri-tsutaeru.com/knowledge/

(有馬)

出典:日経クロストレンド
硬貨を紙幣に両替する“逆”両替機「コインスター」は普及するか?
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00673/00004/

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マーケティング メールマガジン

ソロキャンプのサブスク登場

「ソロキャンプ」といえば、
私の地元熊本出身の「ヒロシ」さんですね。

YouTubeの「ヒロシちゃんねる」は
登録者数が114万人!。

https://www.youtube.com/channel/UC_ak3ZurSDtT3Kv1RFdrgiA/

自分がやりたいからソロキャンプ、
自分一人でキャンプしたいから山を購入と、
自分を中心に行動できているところが素敵です。

あっ、今回はヒロシさんの話ではなく、
ソロキャンプのサブスクリプションの話題です。

<なるほど!なプロモーション>

■ソロキャンプのサブスクが初月無料

Sorichのソロキャンプサブスクリプションサービス
「Outdoor Life」では、
提携キャンプ場を月額6,000円で平日使い放題の
Outdoor Lifeソロキャンプ利用し放題プラン」を
実施中。

仲間や家族とワイワイキャンプるるのも楽しいでしょうが
スケジュールの調整などかなり面倒なものですし、
どうしても休日にキャンプとなります。

その点、ソロキャンプなら自分一人の都合だけで
ふらりと出向けられますので平日でも問題なし。

何よりPCと通信環境さえ整っていれば、
「ワーケーション」にも利用できますね。

しかも初月(1カ月)無料キャンペーンとのこと。
(限定30名なのでご注意を)

ただし提携キャンプ場が千葉県・埼玉県・栃木県
・神奈川県ということなので、

私のような九州人には使い勝手が悪いですが、

それこそワーケーションでキャンプ旅行を
企画されている方には、おすすめかもしれません。

■オズボーンのチェックリストに当てはめると

オズボーンのチェックリストに
当てはめてみると「拡大」と「応用」

個別に利用していたキャンプ場を取りまとめて
利用できるようにサービスを「拡大」

通販や店舗で採用されている
「サブスクリプション」と
「初月無料キャンペーン」をキャンプに「応用」

ということになるでしょうか。

↓オズボーンのチェックリスト↓
https://seiri-tsutaeru.com/knowledge/

みなさんも他の業界のビジネスモデルを取り入れて
新しいビジネスを開発してみませんか。

出典:PRTIMES
ソロキャンプし放題 1ヶ月 無料キャンペーン実施中
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000084940.html

■昔からソロキャンプだった

もう40年近く前のことですが
大学生の私はオフロードバイクに乗っており、
気が向けばキャンプ道具をくくりつけて山に入っていました。

今で言うところのソロキャンパーですが、
ただのボッチのオフローダーでした。

※荷物を片付けていたら私の大学生時代に
バイクででかけてソロキャンプしていた時の
写真が見つかりました。

その頃から思えば、
キャンプ場の施設も持参する機材も
とても良くなっており、快適そうですね。

とはいえ、
ただ岩清水でコーヒーを飲みたいだけで
バイクを飛ばす情熱は、もうありませんが。

(有馬)

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マーケティング メールマガジン

吉本新喜劇とクレヨンしんちゃん

評価はその時と場合で変わるものだなと、つくづく思いました。

<今日は企画コンペの思い出話です>

今朝スマートフォンのニュースアプリを眺めていたら
私の地元熊本県と関わりのある
くまモン」と「クレヨンしんちゃん」の記事が
紹介されていました。

●消えた「せんとくん」と生き残る「くまモン」の違い、
 熊本県は何を仕掛けたか?
https://www.sbbit.jp/article/cont1/91480

●『クレヨンしんちゃん』ゆかりの埼玉県・秋田県・熊本県が
 「家族都市」協定
https://www.oricon.co.jp/news/2242825/full/

■最初は採用されなかった「吉本新喜劇」

“消えた「せんとくん」と生き残る「くまモン」の違い、
 熊本県は何を仕掛けたか?”の記事で

「くまモンの成功要因」の事例として紹介されていた
熊本県知事が「吉本新喜劇」の舞台への登場ですが
企画提案の段階で私が関わっていました。

とはいえ、この吉本新喜劇企画、
すんなり採用されたわけではありません。

熊本県庁の企画コンペで一度不採用になり、
諦めきれずに別部署での企画コンペで再度提案し
やっと採用になりました。

当初は熊本県の「広報」としては適していないと
思われたのでしょうね。

二回目の提案は熊本県の「観光PR」企画
として採用されましたので。

二回とも提案内容は同じで、
県知事が吉本新喜劇の舞台に上がり
くまモンと一緒に熊本県をPR。

その様子が吉本新喜劇が放送されている
全国のテレビ局に番組として放送される。

という企画内容だったのですが、
「広報」ではダメで「観光PR」ならOK

同じ内容でも扱う部署、目的で
評価が変わることを実感した案件でした。

■全否定された「クレヨンしんちゃん」

“『クレヨンしんちゃん』ゆかりの埼玉県・秋田県・熊本県が
 「家族都市」協定”の記事についてですが、

「クレヨンしんちゃん」が関係各県で愛されていて
良かったなーと素直に思いました。

実は「クレヨンしんちゃん」をPRに活用する企画は、
私が関わった熊本県への企画コンペで不採用に
なっていました。

まぁ、単に私の力量不足だったのでしょうが、
企画のプレゼン時の評価は散々でした。

漫画クレヨンしんちゃんの設定で
しんちゃんの母親が熊本県の仮想市
「アソ市」の出身となっていたので、

市町村合併で誕生した「阿蘇市」を
=「アソ市」としてクレヨンしんちゃん家族を
通して全国に「阿蘇地域のPR」という
内容でした。

ところがプレゼンの質疑応答時に
審査員で一番偉そうな人が

「お尻をだしてはしゃぐようなキャラクターを
 熊本県のPRに使うなど考えられない!」
と息巻いて

その他の審査員はシーン‥となってしまい、
まともな質疑応答にはなれず終了、
当然企画は不採用となりました。

その翌年かな‥別の大手代理店が
クレヨンしんちゃんファミリーを活用した
熊本県のPRを実施することになった
と聞いた時には、

やはり自分の力量不足だったのかと
やるせなくなったものです。

熊本県としては、
それからの「クレヨンしんちゃん」との関係で
今回の記事なっていた「家族都市」協定に
繋がってきたのでしょうね。

前述の「吉本新喜劇」の提案同様、
同じ内容でも扱う部署、目的で
評価が変わることを実感した案件でした。

■さいごに

実績がない提案をする場合には、
必ず反対されるもの、

たとえ企画プロポーザルの仕様書に
「斬新な企画」と書かれていてもです。

時と場所をわきまえるとは、
よく言ったもので

時:時代背景、採点者の許容範囲
場所:採用する部署と達成目標

を把握しなければ、

話題性があり面白くなりそうなプランも
採用されることはありませんね。

定年となり企画コンペの最前線から
身を引くことになりましたが

「時と場所をわきまえる」ことを
これからも企画を実現につなげる
いい大人の条件として
肝に銘じていきたいと思います。

(有馬)

■つぶやき

「吉本新喜劇」のプランが不採用になった時、
私が「それなら鹿児島県に提案に行く!」と
息巻いていたら、上司から


「次の提案機会が必ずあるから待て」と
諌められました。

あの頃の上司の年令になって思います。
あの時は「まだ若かった」なー
あの時の上司の対応を今の自分にできるかなー
などと。

「クレヨンしんちゃん」の提案については、
私としては実現できませんでしたが、
その時に知った「特別住民票」の知識は、

後日、熊本市への「ケロロ軍曹」タイアップ
企画を提案する際に役立ちました。

「筋肉は裏切らない」というフレーズを目にしますが
身につけた「知識と発想」も必ず役に立つのだなと

今日のスマートフォンのニュースアプリを観ていて
思いました。

(有馬)

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グッズ・アイテム マーケティング メールマガジン

自分の残りHPをバッジで見える化

<なるほど!なアイデア>

ゲームの定番設定であるHP=ヒットポイント
(ゲームで使われる体力の値)を

日常のそれも会社内で提示するとは、
面白いことを実施しましたね「音研」。

■程度にあわせた3種類

音研が用意した残りのHP表示バッジは、
最大HPを1万として次の3種類。

●万全のHP 10000/10000
●お疲れ気味 3899/10000
●ヘロヘロな 15/10000

残り15HPだと風が吹いても
倒れそうな感じですね。

Twitterで人気になったため何と
バッジがWEBで販売開始!

※ケンさんずマーケット
https://kensansmkt.base.shop/

■狙いはコミュニケーション

誰もがプレッシャーやストレスを抱えており、
精神的にも肉体的にもコンディションは
日々異なりますが、

現在の日本の職場では、
自分のコンディションについて
口に出せない場合が多くあります。

そこで、気軽に自分の状態を発信できる
方法はないかと考えていたところに
「HPを可視化できるバッチを作れば」
という声が社員から上がり、

自社設備でサンプルを作ってみたのが
この“残HP見える化バッジ”。

予想以上にいい出来栄えだったため、
音研の営業部で配布して制度化。

普段会話のない相手との
会話のきっかけにななったりと、

社員同士のコミュニケーションツール
としてうまく働いているようです。

■オズボーンだと「応用」

この「残HP見える化バッジ」のアイデアを
オズボーンのチェックリストでいえば「応用」。

ゲームで使用するHP表記を会社での
自己の状態説明に「応用」したわけですね。

↓オズボーンのチェックリスト↓
https://seiri-tsutaeru.com/knowledge

私が会社に毎日出勤していた頃だと
朝からすでに「3899」のお疲れ気味で

会議の後などは議事録をまとめながら
ヘロヘロな「15」を付けていそうです。

とはいえ「残HP見える化バッジ」の
一番の狙いはコミュニケーションですので

ヘロヘロな「15」人を見かけても
業務を分担したり支援したりしながらも
笑っていられそうなのが素晴らしいですね。

(有馬)

出典:
“残HP見える化バッジ”を社員に配った会社に「うちもほしい」の声
ねとらぼ
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2207/05/news154.html

■つぶやき

今回は「残HPバッジ」という
面白いアイデアを紹介しましたが、

日本経済新聞のWEB記事で
「王様のアイディア」が

復活していたことを知りました。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD115L30R10C22A7000000/

さっそくTwitterで紹介したところ
王様のアイディアの仕入担当さんから
リツイートをいただき、
https://twitter.com/seiritotsutaeru/status/1547656334664880139

ちゃんとWEBの情報も
チェックされているのだなと
感心しました。

それにしても子供の頃にワクワクした
面白雑貨の「王様のアイディア」に
また会えるなんて、嬉しい限りです。

(有馬)

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マーケティング メールマガジン

マスク外す?外せない?

<なるほど!な調査・レポート>

日々様々な調査報告を目にしているのですが
全国単位と違って地元の調査というのは、
何だか信頼できるように思えます。

論理ではなく、ただの感情なのですが、
ローカルに暮らすものとしては、
腹落ちするものがあります。

というわけで私の地元、熊本の新聞
「熊本日日新聞」のアンケートをご紹介。

テーマは「この夏、マスクを外したい?」です。

■マスクを外したいが64%

今夏はマスクを「外したい」が64・1%が多数。
「外したくない」の35・9%を大きく上回っています。

特に男性だと「外したい」が75・8%と圧倒的
女性では「外したい」57・5%と過半数を
超えているものの「外したくない」派が
多くいることがわかりました。

マスクを外したい理由について全体としては
「暑すぎる」「息苦しい」が多くなっていますが

女性については「なるほど!」な理由が
見られました。

■マスクを外したくない理由それは‥

マスクを「外したくない」一般的な理由
●持病や後遺症への不安

マスクを「外したくない」女性ならではの理由

●メークを簡素化できる
●素顔を見られるのが恥ずかしい

など、新型コロナ対策以外の要素がありました。

そうですよね・‥マスク生活だと、
目と眉と前髪に戦闘力全振りでよかった
わけなのですが、

顔全体となると‥このままマスクでいいか‥と
なりますよね。

■さいごに

熊本日日新聞の記事では
マスクを外していいと思う場面は?」の
アンケート結果も紹介されています。

6月から容赦なく暑い毎日です。
私としては、すぐにでもマスクを外して
行動したいところですが、

熊本県内では6月下旬から
新型コロナ感染者が再び増加傾向で

7月5日には感染者数が過去最高の
1,589人となり、
全国ニュースで紹介されていました。

マスク規制に数値基準がないので、
外すタイミングが難しいですね。

うん、外は暑いし自宅に引きこもろう!

(有馬)

出典:この夏、マスク「外したい」64%
/熊本日日新聞
https://kumanichi.com/articles/713213

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2022年サンリオキャラクター大賞

<なるほど!な調査・レポート>

参議院選挙の投票日が近づいておりますが、
サンリオのキャラクターへの投票はすでに終了、

サンリオキャラクターの人気投票企画
2022年サンリオキャラクター大賞」の最終結果が
発表されました。

やはり「キティ」ちゃんでおなじみ「ハローキティ」が
1位だろうと思っていたら何と6位。

知らない間にサンリオのキャラクターの間で、
このように勢力(?)が変わっていたとは驚きです。

■1位の「シナモンロール」は堂々の3連覇

今年デビュー20周年を迎えた「シナモロール」は、
昨年、一昨年とトップを獲得し3連覇を達成。

速報発表、中間発表と首位を守り続けた
貫禄のナンバー1です。

20周年に1位をありがとう!ステキな思い出をこれからも一緒につくろうね♪

■2位は8年連続TOP3入り「ポムポムプリン」

わーい2位だ!みんなの気持ちが嬉しくて最高だよ!ありがとう。

■「クロミ」が「マイメロディ」超えの3位

注目なのが「クロミ」の3位。

直近の2年間のトップ3である「シナモロール」
「ポムポムプリン」「ポチャッコ」の
サンリオ3大“犬キャラクター”による
上位独占を崩してのランクイン。

しかも、“自称マイメロディのライバル”である
「クロミ」が初めて「マイメロディ」を抜いた、
歴史的な年(?)となりました。

ここまで応援してくれたKUROMIESたち、サンキュー!これからもアタイについてきな!

これもひとえに中国のインフルエンサー
天才小火竜」さんが投稿した動画の
影響なのでしょうか。

https://www.douyin.com/video/6920587161611816205

■「ハンギョドン」が34年ぶりのトップ10入り

キャラクターは育て続けるものなのですね。
ハンギョドン」が8位にランキング。

34年ぶりのトップ10入りとのことですので
サンリオがどれほどの期間キャラクターを
育て続けているのかが分かります。

ちなみに私の好きな「バッドばつ丸」は
12位でした。

■さいごに

ご紹介したサンリオキャラクターの人気投票は、
今年で37回目。

海外からも多数の投票がありその総数は
2,646万7,259票。
昨年比約124%で過去最多とのこと。

今度の参議院選挙も多くの投票が行われる
ことを願っています。

(有馬)

出典:
●「シナモロール」が自身初の3連覇を達成!
/PRTIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000408.000037629.html

●小悪魔「クロミ」中国でディズニー超え
/日本経済新聞
https://www.nikkei.com/telling/DGXZTS00001550X20C22A5000000/?unlock=1

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インサイドストーリー 調査報道ユニット<コミックDIG>

<なるほど!なプロモーション>

映像で生活者に情報を発信する「テレビ」が
あえて静止画のメディアである「マンガ」を使って
しかも「WEB」で活動を紹介するとは‥

インサイドストーリー
(C)TBS  TBS報道局が力を入れている調査報道。6月24日(金)、その内容を分かりやすくマンガ化した「コミックDIG」を発進させた。 

■インサイドストーリー 調査報道ユニットとは

調査報道ユニット」とは、
情報提供窓口「TBSインサイダーズ」に寄せられた
視聴者からの情報などをもとに
特別チーム「調査報道ユニット」が取材するというもの。

これまでコロナ補助金不正受給やGoTo不正利用など、
数々の問題を報じてきました。

その「調査報道ユニット」の活動をマンガにして
分かりやすく伝える取り組みが「コミックDIG」。

インサイドストーリー 調査報道ユニット」は、
そのWEBマンガのタイトルです。

コトバの流れを整理すると以下のようになります。

●TBSの報道活動=調査報道ユニット
●調査報道ユニットをマンガ化=コミックDIG
●そのマンガのタイトル
 =インサイドストーリー 調査報道ユニット

そのマンガは以下から閲覧できます。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/76044?display=1

「インサイドストーリー 調査報道ユニット」第1話
「インサイドストーリー 調査報道ユニット」第1話(C)TBS   

実際の「コミックDIG」のページは、
横長のPC画面だと下の広告スペースが邪魔で
読みにくいですね。

スマートフォンだと縦スクロールでするすると
読みやすくなっています。

つまり

●スマホに最適化

なのですね。

■なぜWEBマンガなのか

コンテンツとして動画が注目されている中、
映像メディア(=動画)のレジェンドであるテレビが
静止画のメディアであるマンガで“逆張り”するのは、
なぜでしょう?

発案者の豊田和真さんのコメントを引用すると

本来テレビ局が得意な動画ではなく、
あえてNEWS DIGというネットベースの
プラットフォームから発信させることに意味がある

マンガをきっかけにNEWS DIGに興味を持ってもらい、
そこから動画や番組に飛んでもらうという導線を
念頭に開発した

とのこと。

あえて“WEB”で“マンガ”にした理由は、

●若年層のテレビ離れ・報道離れに対する危機感

なのですね。

■メディアからコンテンツ企業へ

インターネット広告費がテレビ広告費を超え
生活者の接点となるメインの媒体がWEBに
なって来ている現在。

テレビ局は「報道」「ドラマ」「バラエティ」という
コンテンツを提供する企業へと
転換を図っているのですね。

再び発案者の豊田和真さんのコメントを引用すると

ヒットコンテンツとなった暁には、
マンガ本の発売やNFT化など、
さらなる展開を行いたい

出版にNFTですか‥
まさに電波を中心にしながらも領域を超えて
展開していこうという意欲が現れています。

■テレビ報道を「転用」「変更」

「インサイドストーリー 調査報道ユニット」の
取り組みをオズボーンのチェックリストで分析すると
「転用」になります。

独自に取り組んでいるTBSの報道活動
=調査報道ユニットをマンガという形状に
することで新しいコンテンツに「転用」。

更に「マンガ」コンテンツをテレビではなく、
WEBというメディアに「変更」することで
若年層への認知向上を図る。

変わらなければ生き残れない、
まさに進化の過程を見ているようです。

オズボーンのチェックリスト↓
https://seiri-tsutaeru.com/knowledge/

(有馬)

出典:TBSの調査報道がマンガに「コミックDIG」始動
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000065979.html

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マーケティング メールマガジン 販売促進

社員インフルエンサー

<なるほど!なプロモーション>

6月23日の「スッキリ」(日本テレビ系列)の特集で
「社員インフルエンサーが増加中」と案内。

企業にとってとてもメリットが多いことを紹介していました。
とはいえ物事には、メリットだけではなくデメリットもあるもの。

東洋経済オンラインに「社員インフルエンサー」についての
記事がアップされていましたのでご紹介します。

■社員インフルエンサーとは

社員インフルエンサーとは、企業や商品のブランディング、
販売促進に従事する社員のこと。

中の人(=社員)が情報を発信することで、
外部ライターに比べて広報するネタや了解が取りやすく、

さらに担当社員をタレント化できれば、
制作にかかわるコストの削減や
メディア露出のブランド効果も期待できます。

とはいえ、社員インフルエンサーについて、
いいことばかりではありません。

東洋経済オンラインの記事では、
次のようにSNS運営の課題を紹介しています。

■社員インフルエンサーの課題

1)人事と育成の難しさ

 ・業務の押しつけはハラスメント
 ・やらせっぱなしで育成やフォローしない

2)過重労働

 ・兼業で仕事の総量が増える担当者
 ・休日もチェックを求められる管理職

3)社内での孤立

 ・身近な社員たちからやっかみを受ける

4)業界への配慮

 ・投稿における自社と他社のバランス

5)あいまいな評価指標

 ・どんな基準で評価するのかあいまい

6)誹謗中傷対策

 ・メンタルサポート、プライバシー保護やストーカー対策

7)引き継ぎトラブル

 ・異動、退職の際にトラブルに発展しやすい

■さいごに

流行りなのでSNSをやってみようと、
軽い気持ちで業務を兼業させ
労働環境が悪化。

評価基準がないので担当者が疲弊。
ファンを持ったままの退職トラブルなど。

SNSは反響が出やすい分、
大問題に発展しかねないマーケティング
であることを忘れてはいけませんね。

出典:急増する「社員インフルエンサー」7つの危うさ
/東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/599203

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グッズ・アイテム マーケティング メールマガジン

工具を愛でながら酒を嗜む大人のBAR登場

<なるほど!なプロモーション>

あなたに問おう
「工具を愛でながら、酒が飲めるかと」

私が答えよう
「酒は飲まないが(飲めません)、
 工具を愛でるのは待ち遠しい(楽しみ)」

工具を眺めながらお酒を嗜む、
TOOLS BAR」オープン。

‥えっ、バブル時代にバーにビリヤード台が置いてある
Pool bar(プールバー)は体験したことがありますが
TOOLS BAR(ツールバー)ってなに?

■YouTubeチャンネルからリアルBAR出現

マニアックなYouTubeチャンネルがあるのですね
FACTORY GEAR TV工具好き」。

https://www.youtube.com/channel/UCXlID38-IjmwWbyN5aj0Izw

チャンネル登録者数 7.47万人という
世界の工具セレクトショップ「ファクトリーギア」の
YouTubeチャンネルで登録者数が7.47万人!
(2022年6月21日現在)

その「FACTORY GEAR TV工具好き」の
コンテンツだったのが「TOOLS BAR」
~大人の男が知りたい世界~

著名人をゲストに招き「工具」のストーリーや
ヒストリーなど、お酒を嗜みながら語るコーナーです。

その番組コーナーの撮影セットだった
「TOOLS BAR」をリアルに作って欲しいという
YouTube視聴者の要望で
ファクトリーギア東京店内に本格的なBARが
誕生したのです。

■金曜夜のイベントBARか‥そりゃ買うね

とはいえ、ファクトリーギア東京店は本来
工具店なので毎日BARとはいきません。

「TOOLS BAR」が出現するのは、
毎週金曜日の18時。

銀座の「JWC2ndAve」からバーテンダー招き、
工具を眺めなら本格的なお酒を飲むという
マニアックな世界が広がります。

番組の収録ではないので著名人はいませんが
同じ工具好きが集まるのですから
来店者どうしで話が弾みますよね。

しかもお酒を飲むだけでなく店内にある
1万点以上の国産・輸入工具が
その場で購入できます。

やばいですね。

いつもなら購入を逡巡する高級工具を
購入してしまいそうです。

でも私のようにお酒が飲めない人には、
利用できないよね‥と思ったら、
工具の購入だけの利用もOK。

つまり週に1回の夜間オープン店舗として
利用できるのです。

これは嬉しいかも。

それもBARの演出で照明が暗くなっている店内を、
LEDライトを手にしながらショッピングする体験は
お宝工具を発見する探検隊気分。

これは「この工具との運命の出会いなんだ」
などと言い訳しながらいい気分で買っちゃいますね。

■工具にちなんだオリジナルカクテル

マドラーも工具仕様

定番カクテルのスクリュードライバーかと思ったら
「インパクトドライバー」。

他にも「レゲェペンチ」「トルクモンスター」
「ダイヤモンドトップ」など、工具にちなんだ
オリジナルレシピのカクテルが用意されています。

他にもウィスキー、シャンパン、クラフトビール、
そしてソフトドリンクもあるので飲めない私でも
参加できそうです。

■バブルな頃の懐かしいレトロ感が素敵

何でしょうかこの「TOOLS BAR」。
最新の取り組みなのに懐かしい感じがします。

番組を視聴すると、
タイトルのネオン管のアップから始まる
演出の手法が小林克也さんの
「ベストヒットUSA」を思わせますし、

専門家とのトークに聞き耳を立てるのは、
「サントリー サタデー ウェイティング バー」
往年のラジオ番組のようです。

あっ「ワイドナショー」がこの演出スタイルなのか‥

リアル店舗の「TOOLS BAR」は、
明日はもっと豊かになっていると思えた頃の
懐かしいレトロ感が素敵ですね。

何しろ開店するのが「花金」=花の金曜日
なのですから。

バブル後の皆さんには申し訳ありませんが
なんだかバブルな時代の
懐かしいワクワクする感じを思い出しました。

(有馬)

出典:PRTIMES/
工具を眺めながらお酒を嗜む。
工具専門店が「TOOLS BAR」をオープンしました!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000062998.html

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もはや冷食は自宅食事の神アイテム

<なるほど!な調査・レポート>

自粛で自宅での食事が増加した影響で
冷凍食品の人気がグンと高まっていますね。

今までにない冷凍食品の自動販売機なども話題で、
今後も冷凍食品の人気が続くと思われます。

そこでマクロミル社の定性調査ツール「ミルトーク」。

「冷凍食品があって良かった!」と思ったエピソードを
もとにしたレポートがありましたのでご紹介します。


■「お弁当」の隙間を意識

冷凍食品があって良かったと思ったことの
アンケートで最も多かったのは「お弁当」。
約20%の方がキーワードに挙げています。

コメントをみると「お弁当の隙間を埋められる」や
「お弁当の隙間にもう1品と思ったときに超便利」など
多くの人が“お弁当の隙間”を意識しているようです。

続いて「おかず」「疲れる」「時間ない」など、
時短志向のキーワードが上位にあります。

他には「野菜が高騰中のとき」や
「雨の日にスーパーへ行けなくなった時」のように
価格や天候によって冷凍食品を活用している
ことがうかがわれます。

みなさん賢く冷凍食品を利用しているのですね。


■「お弁当」に子持ち家庭は興味大

最多のキーワード「お弁当」について傾向が高かった
家族構成別は「配偶者、子ども、親と」が45.0%、
「配偶者と子どもと」が30.3%と、
子持ちの家庭での割合が大きい結果。

子どものお弁当に利用されていることがうかがえます。

まあ、そりゃそうだよね、という結果ではありますが、
子どもが弁当を持っていくときには、
自分の弁当も豪華になっていた記憶があります。

これままあ、そりゃそうだよね、ですね。


■さいごに

冷凍輸送での日本の技術力は、
世界トップレベルと言われます。

業務スーパーや冷凍自動販売機を
生活者が利用するようになり
冷凍食品のニーズは高まっていきそうですね。

オズボーンのチェックリストで言えば、
「業務用」を「消費者用」に“転用”になりますね。

オズボーンのチェックリスト↓
https://seiri-tsutaeru.com/knowledge/

(有馬)

出典:
男女ともに「お弁当の隙間」を意識している?
冷凍食品のお役立ち事情
/マクロミル公式note
https://note.com/macromill/n/nb1218d225350

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マーケティング メールマガジン

日経MJ 2022年上期ヒット商品番付に学ぶ

<なるほど!な調査・レポート>

日経MJから2022年上期ヒット商品番付が発表されました。
今回は番付表から今年の消費トレンドを学びます。

■コロナ後のトレンド先取りランキング

●東の横綱 「値上げ消費」

・価格据え置きを宣言したプライベートブランド(PB)
・ディスカウント店(業務スーパー)
>節約志向の高まり

●西の横綱 「リベンジ旅行」

・積み重ねた節約や我慢を旅行で発散
>メリハリ消費の傾向

●東の大関 「ノンアル生活」

・ソバーキュリアス(健康を意識して飲酒をやめること)
>ノンアル飲料の売上げ好調

●西の大関 「メタバース」

・デジタル空間上の交流が台頭
>日本でも参入する企業が増えている

●東の関脇 「次世代自動販売機」

・AIブレンドコーヒーからラーメンまで進化が止まらない
>自販機大国日本の面目躍如

●西の関脇 「平成ギャル文化」

・2000頃の流行を再編集
>昭和ではなく平成もすでにレトロなのか

■巣立とう消費

コロナ禍の「巣ごもり消費」から外に向かって
羽ばたこうとする「巣立とう消費」へと向かっている。

とはいえ、複雑な社会状況も重なり完全な
「巣立ち」ではまだないようです。

「巣立とう消費」のポイントは

1. 内から外
2. デフレからインフレ
3. 新旧入り乱れて

確かに番付上位三役に加えて「小結」「前頭」ともに
上記3つのポイントが含まれていますね。

すでにスタートしている今年の下期に向けても
「巣立とう消費」3つのポイントを踏まえて
マーケティングを考えていくことが重要ですね。

(有馬)

出典
2022年上期ヒット商品番付 スピード解説
/ヒットのクスリB面/日本経済新聞

https://www.nikkei.com/live/event/EVT220531001

上期ヒット商品番付 横綱に値上げ消費とリベンジ旅行
/日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC27DB90X20C22A5000000/