
リニューアルオープンした不知火図書館に行ってきました。
(正式名は不知火美術館・図書館)
新装なので館内がきれいですね。
来館者もたくさん訪れていました。
目次
■人気なのはスタバ?

来館者にとって一番の人気ポイントはスターバックスコーヒー。
建物から出てくる人の多くが手にラテ、フラペチーノのカップを手にしていました。
図書館じゃないのかーい、というのはこの際置いておきましょう。
近くにスタバやっときた~という地域住民の心情を察すれば無理もありません。
なにより私も快適なので問題ありません。というより快適です。
■図書館スペース
入口から奥へ次のようになっています
●ブック&カフェエリア
旅行や料理などライフスタイルに関する本・雑誌●児童書・エンタメエリア
子供向けの読み物、ティーンズ、漫画、映画、音楽などの本●本のオアシス
文学・文芸書やビジネス本、美容・健康などの本、新聞が読めます●学習席エリア
学習席として使えるスペースでパソコンを使っての作業もできます
蔵書としては郷土資料や総記モノが中心で調べ物に便利です
コンパクトに纏まっている図書館なので、掲出されている蔵書も限られていますので、書籍をしっかり調べるときには司書さんに相談して閉戸から出してもらうなどしたほうが良さそうです。
■「こども絵本のいえ」スペース

●絵本のへや(主に3歳以上)
子供に読ませたい本がいっぱい。
でも、子供向けの本は幅が狭くサイズもまちまちだったりして探すのが大変そうなので、即スタッフさんに相談となりそうです。●おはなしのへや
小さい子向けの絵本を子供に読み聞かせができるスペース。
持ち込んだ食事をとることのできる「もぐもぐタイム」もあるそうなです。
キッズテラスには絵本を持ち出せて、ここではいつでも食事OK。
こんど神奈川から孫が帰ってきたら「こども絵本のいえ」に連れていきたいですね。
ただ、図書館というより全面の芝生広場で運動会状況になりそうな気がしますが・・。
■民間活用でサービス向上
新しくなった施設も快適ですが、いちばんうれしいのが開館時間です。
●年中無休!
●午前9時から午後9時まで
(「こども絵本のいえ」は午後6時まで)
●Free-WiFiあり
●パソコン等に使える電源あり
●利用者制限なし
地方自治体の図書館は、だいたい利用者にエリア制限はないものの、貸出についてはその市町村在住者に限る場合が多いですよね。
しかし、不知火図書館は制限なし。
熊本市民の私でも利用カードがその場でつくれました。

さらにWEB登録してさらにLINEを連携させれば、蔵書の検索も貸出予約もLINEで利用可能です。

最新なのは建物だけでなく、仕組みも新しくなっているのですね。
民間に運営委託しただけのことはありますね。
■こっそり撮っちゃいました
館内を撮影するのはプライバシーの点でエチケット違反ですが、これだけ撮っちゃいました。
コインロッカー。
注目したいのはロッカー本体ではなく鍵のチャーム部分。
飾りが「鬼瓦」になっています。

宇城市小川町は全国有数の鬼瓦生産ですので、そのデザインをモチーフにしたのでしょうね。
そんな地域独特の細かいこだわりが感じられ熊本県民として嬉しくなってしまいました。
今回は図書館のみの利用でしたが次回は美術館も探検したいと思います。
その時には、またご報告しますね。
(詳しくはこちらのWEBページへ)
不知火美術館・図書館
https://www.museum-library-uki.jp/
(有馬)